Web運用の役割はマッチング(お互いによい出会い)

いろんな先生の意見を聞いて勉強しつつ、わたしも日々の仕事で感じるのは、Web運用は役割はマッチング、ということなんですね

とにかく数多く宣伝が目的ではない

もちろん、数が多いほうが、より多くの人には伝わります

SNSをやっていると、1万人が見ましたとか、イメージしにくい数字がよく出てきます

でも大切なのは知ってほしい人に知ってもらうこと

情報をまったく求めていない1万人が見ても、効果はないでしょう

当たり前のことなのに、どうしても大きな数字に釣られてしまうことがあります

逆に1万人の1/100、100人が見たとしても

その人たちが情報を求めている人だったらどうでしょう

情報をきちんと見て、ちゃんと考えてくれる割合は多くなるでしょう

その中の何人かがものを買うとか、契約するとか、問合せするとか、結果につながっていくのだと思います

まずは説明をすることから

地方では多くのWebサイトが活用しきていません

その中でも問題の1つが、無口であること

伝えなければ、伝わりません

判断の材料が少なければ、マッチングしにくくなります

「え、今までWebサイトであまり説明しなくても、売上げには影響なかったよ」

という方がいたとしたら、それはWebではない何かが理由の可能性が大きいです

  • もともと有名店だから説明する必要があまりない
  • お客さんのほとんどは地元の人で知っているから説明する必要があまりない
  • 口コミで聞いた
  • イベントなどのリアルの世界で説明をしている

などがあるでしょう

どの場合もやはりWebで説明したほうがより売上げにいい影響を与える可能性があります

でも、実際にそういう状況はよく見かけます

より知ってほしいという状況なら、説明するに越したことはありません

説明するということは、魅力を考えること

慣れないうちはかんたんなことではないですが、ありきたりな説明はAIがやってくれちゃう時代なので、じぶんで考えたものの価値が高まります

お客さまが事業のサービスや商品を利用する理由を増やしたいところです

Webサイトへきてくれたら感謝、読んでくれたらもっと感謝

ここまで書きましたが、説明は基本的に積極的に読まれるものではありません

最初は、一瞬で感覚的に、自分に合うかを判断します

「え?じゃあ説明なんて意味ないんじゃ?苦労して書いても読まれないのはムダだよ」

いえ、そうではないんです

たしかに最初から細かい説明までは読んでもらえません

Webサイトにきてくれただけでもありがたい

で、なんとなくても情報を探してもらって、そのうちの何割かに細かい情報まで読んでもらえたらもっと感謝です

全体のうちの何割かのお客さま「お、これ知りたい情報かも?もう少し読んでみよう」

事業者「(サービスが役立てそうな方に)詳しく見てもらって検討してもらえる、不足があれば追加していこう」

お互いによい結果への第一歩となります