飲食店のお客さまとお店のコンセプトを考えていまして、そのことを少し書きます
地方だと95%以上の飲食店はコンセプトがないかも
ここでのコンセプトとは「お客さまへもっとも伝えたい、事業の肝となる一言」とします
キャッチコピーに近いですね
正確にはキャッチコピーとは別でして、このへんの話は書いた記憶がないので、あとで書くかも
さて、わたしは地方に住んでいていろいろな飲食店にお世話になりますが、きちんと考えられたコンセプトがあり、かつそれをお客さまに伝えている飲食店ってほとんどないです
料理がおいしくて接客もよくて、売上げも安定していれば、コンセプトを考えたり伝えたりする必要性を感じないのかもしれません
そもそも、コンセプトを決めるのは専門的な考えが必要になり、お店のスタッフだけでは難しい場合が多いです
思いつきでひらめくものでもないです
でもコンセプトなんて意識しなくても、社長とか、事業の代表者は大切にしていることをよく考えています
コンセプトの種みたいなものですね
考えているからこそ、代表をやっているとさえ言えるでしょう
なので「地方だと95%以上の飲食店はコンセプトがない」というのをより正確にいうと
「コンセプトの種」的なものはなんとなくでも意識している飲食店がたくさんあるが、表現としてお客さまに伝えるまでになっていないのがほとんど、という状況ですね
飲食店以外にも当てはまりますが、今回は飲食店の話として考えます
コンセプトを決めてもすぐに売上げがあがることはないです
コンセプトとは、お客さまとの約束のようなものでもあり、時間をかけてじっくり伝えていくもの
たとえば「とれたての新鮮な野菜しか使わない」的なことがコンセプトの飲食店の場合
それを宣言しただけでは売上げはあがりません
ですが、それをお客さまに約束し、守り続けることで「このお店はいつ行っても野菜はめっちゃ新鮮!」とかが少しずつ浸透していき、何年か後には競合店に対する優位性をにつながっている、そんなイメージです
時間はうまくいったとしても数年かかりますが、お店への利益は計り知れない・・・そんな感じです
コンセプトを作ってくださいと会社に頼むと、費用は何十万〜かかる
コンセプトを作る専門の会社があるくらいなので、お金はかかります
コンセプトは「お客さまへもっとも伝えたい、事業の肝となる一言」としたとおり、事業の肝を理解する必要があります
だから費用がたくさんかかるのは当然のことです
現実的な話をすると、大切とは分かっても、すぐに売上げを上げられないことに多額のコストを払うのはハードルが高いです
やっても効果がある保証はないですし
だからけっきょく飲食店の代表がなんとなく考えるしかない・・・でも専門家でもないし・・・うまく考えられたとしてもいまいちパッとしない・・・というループです
ここを突破する方法は意見なさそうに見えます
でも実はあります
レアなケースですが、費用も比較的抑えて、お店に適したコンセプトを考える、考え続ける方法があります
それはわたしのようなWeb運用担当とか、外部の人と一緒に考えるという作戦です
理想は長くおつきあいがあるか、長く付き合いたいと思える人です
わたしも仕事として今もよくやっていますし、というかコンセプトがないと、Web運用の軸も定まらない場合があるぐらいです
長いおつきあいでお互いの理解度が高いから一緒に考えられる
もちろん思いつきでパッと出るものではないです
なんども代表の方の考えを聞いて、なんどもお店に通って、料理を食べて、お店のお客さまの状況を考えて・・・を繰り返すことで理解が増していきます
そこではじめてコンセプトを提案できるようになります
また仮に優れたコンセプトを提案されたとしても、それが出会って1ヶ月とか短い付き合いや理解の浅い人だとすると、話をすんなり受け入れられるかというと・・・難しい場合もあるでしょう
さきほどのなんども代表の考えを聞いて、なんども・・・の作業こそが、実はコンセプトを作るのにもっとも必要なことだったりします
なので、一般的な制作会社などに頼むと、単純に人件費だけ計算してもお金がかかる部分なのです
ですが、わたしのようなWeb運用者の場合はここの費用があらためてかかりません
日々の作業の部分はもちろんかかりますが
またほかの会社が1ヶ月程度調べた程度ではたどり着けない内容の提案できます
コンセプトができたら、続きを書きたいと思います
参考になればうれしいです
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