電気屋さんの営業に学ぶ記事づくり

お客さまの事業に関する勝負原稿を作っていまして、ふと思い出したことがあります



5.6年前に冷蔵庫を買ったときの、電気屋さんの営業がすばらしかったことです

原稿と電気屋なんてかんけーないやんと思われますよね・・・

でもたしかに記事づくりのヒントになったのです




それは新しい冷蔵庫を買おうと思って電気屋さんに行った日のことです

最初は だいたいの予算ぐらいしか頭になくて、冷蔵庫の性能とかはほぼわかっていませんでした

まぁシロウトでよくわからないからお店に行ったのですね


で、お店では予算で絞っても、絞りきれないぐらい製品が豊富で、悩みました

そんなときに声をかけてくれたのが、営業マンだったのです

営業マンはシャープの人



営業マンにはまずはわたしの希望や疑問をじっくり聞いていただきまして、おかげでいろいろ理解しました

わたしが冷蔵庫を買うのに抑えておくべきポイントがはっきりしてきました

ポイントをもとに候補の製品も3つくらいに絞れてきて、よし1つに決めようというときに、候補だったシャープ製の冷蔵庫のこと教えていただきました

そのシャープ製の冷蔵庫はなにが優れているか、もちろん劣っていることも含めてていねいに教えていただきました


結果、シャープ製の冷蔵庫を買いました


押し売りされた感はまったくなく、疑問を解決してもらって、もっともよい候補を選んで買えて感謝の気持ちです

よほど気持ちいい買い物だったのか、まだ営業マンの顔までなんとなく覚えています


正直、この営業マンが他社のメーカーだったら、他社のほうを買ったかもしれません

それぐらい営業って大事と思いました



営業マンはシャープの人間ですから、シャープの製品を買ってほしいです

それは客であるわたしもわかっています

でもいきなり自社の商品を推すのではなく、まずわたしの疑問を解消してくれるのを優先してくれました


検討ポイントを抑えて候補をしぼったあとに、自社製品の特徴を教えてくれました

この順番が大事で、逆だったら「うざい営業だな」とわたしの心はシャッター商店街になったでしょう



文章もこれと同じで、まず悩んでいる方の疑問を解消する(心を開く)の先で、宣伝はあと

これを大事にしようとお伝えしたところでした