予約システムの話 宿と同じことが体験ツアーにも

観光においてなくてはならない、宿や体験ツアーの予約システム

めっちゃ進化が早いです

今、ちょっと前に宿業界で起きていた予約システムまわりのことが、体験ツアー業界にも起こっています

宿や体験ツアーの事業者にとっては、今後どう動けばよいか、何をやればよいか、取り組んでいく必要があります


宿の場合の予約システムまわりのこと

  1. じゃらん、楽天トラベルなどの予約サイトにより、宿の予約システムが整備される
  2. 宿泊客になくてはならない存在に(宿→予約サイトに手数料)
  3. 予約サイトが増える→予約サイトをまとめるシステム(サイトコントローラー)が整備される
  4. 宿にとってなくてはならない存在に(宿→サイトコントローラーに手数料)
  5. 宿は手数料問題に取り組むが、依存率を下げることがなかなか難しい


まったく同じ構図が、アウトドア体験の予約システムまわりにも起きています

  1. じゃらん、そとあそびなどの予約サイトにより、アウトドア体験の予約システムが整備される
  2. 利用客になくてはならない存在に(事業者→予約サイトに手数料)
  3. 予約サイトが増える→予約サイトをまとめるシステム(サイトコントローラー)が整備される
  4. 事業者にとってなくてはならない存在に(事業者→サイトコントローラーに手数料)
  5. 事業者は手数料問題に取り組むが、依存率を下げることがなかなか難しい

いまは、3のサイトコントローラーの決定版がないので、整備がまたれるところでしょうか

体験ツアー事業者にとってはかんたんな問題ではありませんが、先の動きができるのは対策のとりようがあります

  1. まずは状況を把握
    (自社サイトと予約サイトそれぞれの予約の比率や、負担している手数料)
  2. どのような状態が望ましいか調べる
    (例 今後2年間で、自社サイトの予約を10%高めたい)
  3. そのための毎月の具体的な行動を決める

忙しい状況の中で、計画していく必要があります

社長や役員だけで計画が難しければ、パートナーと組むというのも選択肢の1つです