【京都 林業】ブログ+SNS まじめ運用1年で問合せ5倍、採用者増加

京都へ行ってはじめて依頼者にお会いしたとき、この人のキャラならイケると思いました。

現地の定食屋でごちそうになったからあげ定食も絶品でした。

お客さんは先代のつながりのみ。新規の仕事がなかった

依頼主は現場トップの専務、次期社長でもあります。
わたしと同級生というこもわかり、勝手に親近感がわきました。

いままでのお客さんといえば、先代からお世話になっているがほとんど。
新規の仕事があったとしても、既存のお客さんの紹介。
完全な新規の仕事が受注できていませんでした

業界的に、Webをきちんと活用している例はまだまだ少ないです。
だからこそWebサイトを立ち上げて活用することにしました。

キャラ全開!のWeb運用スタート

まずWebサイトがなかったので、新規に作りました。
デザインは専門デザイナーが担当。
打合せ前から決めていたことで、専務のキャラ全開!にしました。

企画、編集、運用などのサポートはわたしがメイン。
Web運用のメインはブログです。

かんたんな日記的なものでなく、がっつり記事を月1回のペースで書きます。
専務はイラストも得意なので、イラストもふんだんに使用。
林業という、関係者以外には謎が多い仕事について、自分の言葉で語つづけてもらいました。

運用1年で問合せが増え、採用にも効果あり

がんばってブログを更新するうちに、ファンもだんだん増えました。
この時点では直接仕事につながるようなファンは多くなくても、OKです。

1年ぐらいした段階で問い合わせが増えはじめました。
いまでは毎月3件以上
Webを活用する前はあっても1でしたので、少なくみても3倍には増えています。

そのうちの何件か実際に新規の仕事につながっています
林業ということで、山仕事の単価で考えると、数件でもとはとれちゃう計算です。

また採用のときにも効果を発揮しました。
人材不足はどの業界でも一緒で、採用サイトへの掲載料は高いです。
うまく採用できたとしても、それが会社と相性のいい人とは限りません。

それがWebで募集したところ、問い合わせが数十件あり、採用が速攻決まりました
ブログを読んで仕事内容や雰囲気や人がわかっている人が働くので、ミスマッチもいまのところなく、がんばっていまも働いているそうです。

さらにWeb上の露出が増えたので、学校の講演などを頼まれることも多く、それがまた認知度を広げることになり、仕事の受注につながっています。

がんばれば、きちんと利益につながる

効果がでるのは時間がかかります。
地道な努力が必要です。

でもかけたコスト以上に仕事へつながる、よい例となりました。

効果がでることがわかって、専務のやる気も加速しました。
Webは営業になることがわかっているので、どんどん新しいことにチャレンジ中です。
やりたいことが多すぎて絞ってもらっている状態です。


これからもWebを活用しながらもっともっとオモシロイことができると期待しています。

ちなみに、この方法は全員にオススメできるわけではありません。
やっぱり最適なWeb運用は、担当者のキャラによっても違います。

でもどんな仕事でもどんな担当者のキャラでも、Webの活用はやり方しだいでチャンスが広がるはずです。