きれいごとしか言わないWebサイトは信用なし

美しいWebサイトを見て、感動することが少なくなりました

どうして心が動かないのでしょうか?

本音がなく、現実感がないからです。
機械的ともいえます。
うそっぽいともいえます。

もちろん美しくて、感動もするWebサイトはたくさんあります。
でもその何十倍も、美しいだけで心がうごかないサイトが多いです。

なんでこうなってしまったのでしょうか。
お金をかけず楽して作れるようになって、作る人が増えているからだと思います。
以下2点も関係しているのでしょう。

  • Webサイトをかんたんに作れるサービスが豊富で、Webサイトという箱だけなら数時間でつくれる
    (すでにもっている写真や文章があればそれをいれておしまい)
  • スマートフォンの利用が増えて、Webサイトのつくりがシンプルになっているので、どれも似たようなものになる

たとえば、よくある旅館のWebサイト

きれいな写真とそれっぽい文書をそえるだけで、見た目としては今風のWebがすぐできあがります。
なんとなく見た目を整えるだけなら、経験の少ないデザイナーでもできます。
他のサイトからコピーすればいいので簡単です。

  • 美しい風景
  • おいしそうな料理
  • すばらしそうな温泉
  • スタッフのえがお

これらは、よくある要素ですが、写真しだいでどうにでも見栄えをよくできます。

写真だけで判断する人、どんどん減っていくと思います。
自分の旅館のWebだから、盛って映すのが当たり前。
っていうのがもうバレてしまっています。

本音などのオリジナルがないと、ほかと違いが出せません。
楽天やじゃらんなどの予約サイトの口コミのほうが個性がわかります。

実際の旅行では、きれいな部分だけでは成立しません。
びみょうなところや、いまいちなところも含めて1つの旅です。
現実味を感じられるオリジナルの文章や写真がないと、見る価値はでません。
もはや情報としての意味がほとんどなくなっています。

インタビュー記事もそうですね。
Webサイトがかんたんに作れるようになったので、すごく増えました。
かっこいい写真と、あたりさわりない文章。
誰でも知っている有名人でない限り、これでも見る意味がないです。

編集のつごうで、いいところだけに光があたりがち。
マイナスの部分があってこそ、その人や旅館の魅力を引き立てるのに。

とくに地方に多い?予算がない場合はどうすればいいか

文章に力をいれるべきだと思います。

予算がない場合も本音を出すことはできると思います。
社長やおかみさんのひとがらとか、人の部分が差別化につながります。

商売でWebをやる人、とくに会社や事業をつくった人は、まず強い思いがあると思います。
それを出させるだけで、競合するサイトとの違いがでてくるし、おもしろみもでます。

見た目がすごくよくなくても、Webサイトの規模が小さくても、文章として本音がでていれば、個性を伝えることができます。
かっこよくない部分があってこそ、かっこいい部分に光があたります。
人間らしさが生まれ、共感しやすくなります。

Webサイトも、けっきょくは人と人との関係と同じですね。

うわべだけの人は、なんとなく信用できない。
いいところしかない人なんていないし、自分とは価値観の違うところも知って、本音をいいあえる関係こそ、信頼が生まれます。
だからWebサイトも、そういう部分がないとおもしろくないし、見ようとも思わないです。

Webの制作を誰かに依頼するなら、文章もサポートしてくれる人がいいですね。
制作会社でもフリーランスでもしっかりやってくれる人ならどちらでもいいと思います。