「Webメディアを運営しているが、何がいいたいサイトが伝わりにくい」
そんな相談がありました。
フリーランスのWebデザイナーからです。
NPO法人の地方Webメディア。
地域でがんばる人を取材して記事にしていて、けっこうなボリュームがあります。
デザイナーが関わっているので見た目としてのデザインも問題ないように見えます。
でも。
がんばって更新しているのに・・・
そもそも何のサイトかよくわかりません
そんな状態でした。
このパターンは実はけっこう多いです。
Webサイトや記事をチェックする人が身内だから、内容がわかりにくいことに気づきにくい。
中身がきちんと整理されていないのに、見た目がそれっぽいからなんとなくOK、みたいなことは多いです。
Webデザイナーではダメということではなく、Web制作メンバーに企画がしっかりできる人がいないとダメなのです。
予算が限られている中、どう改善するのでしょうか。
主力ページのレイアウト改善+α
まずは課題を整理。
- 何のサイトかよくわかない
- 目的が設定されていない
あいまいにせずに言葉にすれば、問題が関係者で共有できます。
そして主力ページである
- トップのレイアウトの見直し
- 記事ページのレイアウトの見直し
- Webサイト全体のメッセージ作成
最初はそれだけでOKかと思いましたが、もうちょっとサポートが必要でした。
「見積の作り方もちょっと不安」
ついでに言っちゃうと
「提案書もちょっと不安」
つまりWebサイトのデザイン以外は不安
サポートも増やします。
- 見積(Webデザイナー→最終的なお客さま)
- 提案書(Webデザイナー→最終的なお客さま)
もやりました。
「企画や見積がしっかりしていなくて提案とおらず」だと仕事になりません。
提案はぶじ通り改善→Webサイトの使いやすさが改善
もともとがんばっていて応援したいWebサイトでした。
きちんと意味が通じるWebサイトになってよかったです。
それから1年くらいたちまして、順調に記事が増えているようです。
リニューアルほどの予算はそれほどかけなくても、企画さえしっしかりすれば、部分的な改修でも効果は出せます。