祭のチラシに必要と思うひとこと化

祭を見た行くのが好きで、SNSとかでチラシを見ることが多いです

実際にはたくさん見に行けるわけではありませんが、内容にピンときたものは日程さえ合えば行きたいなぁ、なんて思いながら眺めます

ただ、チラシが内容かわかりにくいものによく出会うのです

今日はそんな話

なんど見てもあまり頭にはいってこない祭のチラシ

つい先日も出会いました

見たことはないけれども、話は聞いたことのある祭のチラシ

ホームページやSNSを中心に映像をなんどか見ていて、もともとイメージはある

なんとなくイメージは頭にあるし、チラシに説明もあるけれど、けっきょく何の祭・・・という肝心なことがよくわからない

歴史ある祭なので、細かい説明はたくさんあるのです

スケジュールや地図は書いてあるし、実際に現地に行けば観賞としては問題ないでしょう

でも祭の意味がわからないからなんとかなくしっくりこない

その理由はなんでしょうか


ひとことで言い表されていないかだと思います

まずそもそもなんなのか、の説明があってから、細かい説明が続くのがわかりやすい順序です

でもそうなっていないんですよね

これはつくったデザイン担当者に責任があるのでしょうか?

知らない人にむけて説明するとなんなのか

わかりづらいのは、チラシを使った広告制作会社などのデザイン担当者に責任があるのでしょうか

担当者がプロなら、まったくないとまでは思いません

でも

ほとんどの場合で、大もとの原稿を用意するのは祭の主催側

デザイン担当者も、用意された原稿を1文字も変えないなんてことはもちろんなく、調整はするでしょうが

だからこそ、まずは主催者側が考える必要があると思うのです

祭というのは中心に神さまがいますよね

ワッショイワッショイの見せ物だけ・・・という単純なものはなく、まずは地元の幸せを願って実際されるのがほとんど



だからある程度知っている人むけに原稿を準備しがちなのですが、知らない人も知ってほしい内容であれば、やはり知らない人も意識する必要があります

他者目線ですね

伝わることによって価値が伝わる

祭の内容をひとことで表す説明があれば、意味が理解されやすくなる、つまり伝わりやすくなります

かっこいいキャッチコピーや説明である必要はありません

意味が誰かに伝わときはほぼ言葉があります

SNSでももちろん同じ

祭の意味が伝わりやすくなるということは、価値も広がりやすくなること

それが町全体のイメージを作り上げるとさえいえると思います

以上、地元出身のコピーライター 坂本和加さんの ひとこと化 人を動かす「短く、深い言葉」のつくり方 を読んで思ったことでした

ひとこと化、大切と感じます