作ったばかりのときはピッカピカだったWebサイトも、数年たてば直したいところがたくさん出てきます。
ほんとうにWebの進化は早いです。
当日の最新の技術をとりいれたとしても、すぐに使わなくなっちゃうこともあるからたいへんです。
そいういうときは、一歩立ち止まって、小さな改善を試してみることをオススメしています。
オープンから3年たったWebサイトのトップレイアウト変更
サポートを担当するWebサイトが立ち上げから3年たちました。
いろいろあって、トップページのレイアウトの一部改修することに。
それまでも改修はやっていましたが、かんたんなものがほとんど。
Webサイトの顔となる、トップページのレイアウトを変えるのははじめてです。
改修前のトップページは、ニュースやイベントの最新情報がメイン。
これ自体は重要な要素ですが、ほかの主力サイトへの誘導がちょっとわかりづらい。
「レイアウトなどをちょっと変えることで、より使いやすいサイトになる」
っていう仮説をたてて実際にやってみることに。
改修した結果 →トップページ回遊率が約10%UP
改修して1ヶ月たったところで改めてアクセス解析。
1回の訪問あたりのページ閲覧数(回遊率)が約10%UPしました。
パソコンで見る人も、スマートフォンで見る人もそれぞれUp。
利用者がいろいろなページを見る度合いが若干高まったのです。
部分的な改修なので劇的な成果はありませんでしたが、若干の成果がでたことがわかります。
よくやりがたちなのが、改修っぽなしになるっていうこと。
かんたんな修正だったら影響はすくないと思います。
ただし予算をかけてやった改修なら、Web担当者と相談して、成果あったかダメだったかはしっかり検証したほうがいいです。
ダメだったとしても次回はやり方を変えればいいだけで、その分だけ前に進みます。
リニューアルでなく、部分的な改善をオススメすることが増えています
今回のWebサイトについては、立ち上げには関わっていません。
でも最近Webサイトでは多いことで、サイトのレイアウトは一部をのぞき簡単に変更できる仕様。
部分的な改修もしやすくなっています。
リニューアルしちゃうとWebサイトが全部かわっちゃいます。
何がよくて何が悪かったのかもわかりづらいです。
小さな改修と改善を繰り返すことで、全体の改善につながります。
実際にそういう事例が増えたので、いまは必ずリニューアルということはかなり減りました。