【イベント運営】お金は仲間の信頼度をチェックする手段

山奥のいなかで地域おこしプロジェクト。ボランティアでなく、お金を支払って誰かに手伝ってもらうことは、信頼できる仲間を確認するよい機会になるかもしれない。そんなことを思いました。

 

山奥のいなか暮らしでは、人に何かをお願いするのに、お金が発生することは多くないです。

でも観光イベントなどで、誰かに手伝ってもらうとき、スタッフに日当を支払うことがあります。個人的にもイベントの企画を担当し、お金を払う立場になることが多いです。

お願いする人は、お金のためでなく無償で協力してくれる人も多いです。ありがたいことです。でも、何かの機会にお金を払うことによって、状況が変わってしまう場合もあります。

一度でもスタッフにお金を払った企画は、お金の契約が少なからず生まれます。手伝うほうが意識していなくても、お金のためにやるって気持ちが少しでも生まれてしまいます。

スタッフに直接言われたことはないですが、感じます。

ではお金なんか最初から支払わなくていいか?というと、そういうわけでにもいかないです。予算があるイベントなどはスタッフの手間賃も含まている場合があります。

それに、自分がお金をもらって企画に関わっている場合もあるから、手伝ってくれる人がタダ働きというのはおかしい。何かお礼をしたいという気持ちは当然でてくるわけです。

どう考えればよいか。悩みました。

 

お金がなくてもお願いしなくてはならない案件。お金を支払いたい案件。これからも両方あるでしょう。

例えば1回お金を払って依頼し、そのあとでボランティアはやらないって人がいたら、それは仕方ないです。次回以降お願いしなければいいだけです。

で、お金があるときもないときも味方してくれる人と深い付き合いをしていけばよいと思います。

 

自分のことを振り返ってもそうです。ボランティアでやれることには限りがあるけれど、深い付き合いをしたい案件には、お金はやるやらないの基準にはなりません。

自分が信頼できる仲間を確認する機会として考えれば少しは気持ちが楽になります。

そしてそれは当然、信頼してもらえるような行動を自分がしなくてはならない。ということになります。